『未来を生きる君たちへ』

というタイトルの映画を観賞してきました。

 

デンマークとスウェーデンの合作です。

 

2011年度アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞。

 

 

 

主人公ら直面するパーソナルな問題と世界で生じるグローバルな問題とを浮き彫りにしている。

 

それぞれが赦しと復習、善と悪の狭間で揺れ動く様を圧倒的な緊張感をもって描き切られている。

 

「復習」を原題に持つこのドラマに透いて見えた負の連鎖が、鮮やかに赦しへと反転していく結末。

 

 

デンマークとアフリカ。子供と大人。

 

全く異なる二つの世界に根を張る暴力。

 

憎しみを越えたその先へ私たちは歩み出すことができるだろうか?

 

 

 

というようなメッセージ性を持った重いテーマの物語。

 

字幕の中で印象に残ったのは、

 

「殴られた。だから殴った」 「戦争は、そうやって始まるんだ」

 

というセリフ。

 

んー、考えさせられる言葉だな。

 

些細な事から問題は起こる。

 

そして放っておくと、それは次第に大きくなる。

 

誰かが気づいて止めなければ。

 

今でいう「子供のいじめ問題」も同じことが言えるのではないだろうか…。

 

 

 

 

 

 

 

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