先日、8年ぶりに古い友人のTくんと横浜で飲んだ。
8年前は横浜スタジアムで一緒に野球観戦をした。
彼が招待してくれた。
実のところ、離婚した奥さんと来る予定だったらしい。
彼は大の阪神ファン。
縦縞のハッピを着ての応援だ。
でも、どことなく寂しそうだった。
もっと何か言葉をかけてあげることはできたのではないか…。
後悔。
彼とは17年前、文章の学校で出会った。
話に花が咲くうちにその頃を回想した。
まだ若かったあの頃の空気感がよみがえってきた。
ただただ懐かしい。
授業の後、毎回のように二人で飲みに行ったっけ。
夢を語り。現実を語り。人生を語り。
そんな時代もあったなぁ~と。
現在、Tくんは大手書店勤務。
仕事で忙しいらしい。
再婚もし、とてもしあわせそうだ。
顔ににじみ出ている。
誠実で純粋な好青年(好中年?)
真面目に働く姿が目に浮かぶ。
才能と実力があるだけに、ふたたび小説を書いてもらいたいと思う。
帰り際、17年前の小浜さんへの恩返しがしたいと、おごってくれた。
僕は何をした憶えもないのに。
恐縮です(汗)
10歳も年下なのに。
申し訳ない。
本当にごちそうさま~。
また会う約束をして、二人は駅の改札で別れた。
なんだか清々しい気分を味わった。
Tくん、ありがとう。
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