8月もきょうでおしまい。
猛暑が続いたり、雨模様が多かったり。
暑いのか涼しいのかよくわからないうちに夏が終わろうとしている。
ふしぎとさみしく切ない気持ちになる。
べつにひと夏の恋をしたわけでもなく。
センチメンタルな想い出があるわけでもなく。
なぜだか別れを惜しむような心境になる。
もうすこし夏でいてほしいような。
でも夏は短いから意味深なのかもしれない。
それが夏の魅力だったりして。
四季の中でいちばん濃い季節。
だから子どもの頃の思い出シーンは、夏の風景が多いのかもしれない。
ふと初めて見たTV映画の記憶がよみがえった。
フランス映画『さらば夏の日』。
たしか主演のルノー・ベルレーが年上の女性に惹かれてゆくお話。
中学生の時、親に隠れて見ていたっけ。
僕にも思春期があったなぁ…と。
いまセミの鳴き声がどこからともなく遠くのほうから聴こえてくる。
そしてなぜか僕の頭の中には、『夏の終わりのハーモニー』が流れている。
やっぱりしんみりするなぁ。
夏よ、ありがとう。
ハァーーモォーニィーー
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